村中を歩いて行くと、突然現れる森の小道。
神津島の西の村中から東の多幸湾まで抜けられる“森田道”というお散歩道です。
村中のコンクリートの道から山道が始まったと思うと、すぐに森の散策を楽しめるこのルート。海の中に突然現れる“島”は“山”なんだな、と感じられるルートです。
ちょうどこの時期は
“ウラシマソウ”
という植物が咲いている頃でした。
この植物を見て「浦島太郎が釣りをしているようだ」と思った先人の想像力の豊かさに驚きます。
毛がふさふさした葉っぱ。
そっと触ってみると、驚くほど柔らかい!
後から聞いたら
“シロダモ”
という葉っぱで、新芽の時期だけこのような柔らかい葉っぱが出てくるのだそう。
このシロダモの木。
旅行から帰ったら、公園や街路樹にもあって、東京でも目にする機会が多いものでした。
でも、東京にいたら気が付くことがなかった柔らかさ。
森田道で静かな中、自然に目を向けて歩いたからこそ気が付けたこと。
神津島の村のあちこちにお地蔵様があるのですが、森田道も例外ではありません。
神津島を守ってくれているお地蔵様にご挨拶をしながら、道を進んでいきます。
続きは →「森田道トレッキング -後編-」へ
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