新島に着岸したときに外に出て見ると、目の前に広がるのは美しいブルーの海。
“新島ブルー”と呼びたくなるような色。
ここ東京だよね?と思わず確認をしたくなる美しさ。
このブルー色の正体は、島の地質。
新島はコーガ石(抗火石)という新島とイタリアのリパリ島で算出されるガラス質の軽石の地質があります。
このコーガ石が風雨で砂となって海底にあるのです。
手に取ってみると白く見えますが、実は透明。
なので、水の色をそのまま見ることができるので“新島ブルー”となるそうです。
このコーガ石を高熱で溶かすとできるのがガラス。
新島のお土産にもなっているオリーブ色のガラスはこのコーガ石で作られたもの。新島ガラスアートミュージアムで作品を眺めたり、ガラス体験教室でコップや手形を作ることもできます。
自分で旅のお土産を作るのは、思い出にもなるし良いですよね!
ところで、この“コーガ石”という石。
実は身近なところにもあるのです。
渋谷や蒲田にいるモヤイ像。
この子の出身地は、新島なのです。
新島の村おこしとしてコーガ石を使って彫刻でモヤイ像を作ったおじいちゃんがいました。
ちなみに“モヤイ”は新島の方言で「助け合う」という意味。
新島に行くと、あちこちにコーガ石を使ったオブジェが飾られています。
道に立つ看板も、コーガ石。
お土産店では、コーガ石を使ったモヤイ像のお土産も買えます!
新島ブルーの海とコーガ石のオブジェを眺めながらお散歩して、コーガ石のお土産を買う新島の旅もオススメです!
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